筋トレの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!フラットダンベルフライはこうやれば効果的!4コママンガも(笑)

筋トレマンガ、大胸筋

筋トレマンガ

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男性の永遠の憧れです。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!

憧れのマッスルボディを目指して日夜トレーニングに打ち込むあなたに、ダンベルを使ってバキバキの大胸筋をつくる「ダンベルフライ」を紹介します。

ダンベルフライは両手にダンベルを持ってベンチに寝て、ダンベルを大きな弧を描いて上下させて大胸筋を鍛える種目ですが、ベンチの角度によって効かせる部位が微妙に違ってきます。この辺はダンベルベンチプレスとおなじですね。

今回はベンチをフラットにして行うフラットダンベルフライをお送りします。

まだまだ筋トレを始めたばかりで胸の筋肉もまったくない「小胸筋」のあなたも、だんだん筋肉がついてきて「中胸筋」になってきたあなたも、鍛えて鍛えて鍛えまくって憧れの「大胸筋」になろう!

・・・いや、だから、「大胸筋」「小胸筋」は発達の具合を表しているのではなくて、れっきとした筋肉部位の名称で、「小胸筋」は「大胸筋」の深層筋であり、もともと「中胸筋」なんて存在しませんから、念のため(笑)

目指せ!マッスルボディ!

筋トレマンガ、大胸筋

筋トレ、ダンベルフライ

1、フラットダンベルフライとは?

ダンベルフライとはベンチに仰向けになり、腕を蝶のように開閉させながらダンベルを上下させる種目です。メインターゲットは大胸筋であり、副次的に三角筋上腕三頭筋にも効果があります。

ダンベルフライの種類 

ダンベルフライにはベンチの角度により次の3種類があります。

①フラットダンベルフライ

基本になるのがこれ、文字通りベンチをフラットにして行うダンベルフライです。

今回はこのフラットダンベルフライを詳しく解説します。

②インクラインダンベルフライ 

インクライン(Incline)とは「上り坂」とか「上り勾配」という意味で、角度が調整できるベンチで身体が斜めになるように設置します。もちろん頭は上になります。

ベンチの角度により負荷がかかる部分が違うので鍛えたい部位により角度を変える必要があります。

ベンチの角度が30°~40°くらいだと大胸筋上部に負荷がかかりますが、もっと寝せると大胸筋中央部に、逆に角度を急にすると三角筋を鍛える事が出来ます。

③デクラインダンベルフライ

デクライン(decline)とは「下り坂」とか「下り勾配」という意味で、頭が下になるように傾けたベンチを使うダンベルプレスです。大胸筋の中でも大胸筋下部に効果的な種目です。

インクラインとデクラインは角度が変えられるトレーニングベンチとダンベルが必要になりますが、ネットで検索するとベンチは6,000円台から、ダンベルも重さによりますが左右セットで4,000円台から存在しますので合わせて購入しても10,000円台で一式そろえることも可能です。

では、①フラットダンベルフライを詳しくイラストで解説しましょう!

2、フラットダンベルフライで鍛えられる筋肉とは?

筋肉マップ、大胸筋

まずはフラットダンベルフライで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはフラットダンベルフライでも同じ。

フラットダンベルフライにおいて、メインターゲットは胸の筋肉、大胸筋(だいきょうきん)となります。盛り上がった逞しい大胸筋はマッスルボディに必要不可欠なパーツです。

水平姿勢のフラットダンベルフライはなかでも大胸筋中央部に効果があります。左右のバーベルを蝶が羽ばたくように胸の筋肉だけで上下させるようなものなので、大胸筋にダイレクトに負荷がかかります。

同じようにベンチでバーベルを使って行う筋トレにダンベルプレス(過去記事にリンク)がありますが、垂直方向にダンベルを持ち上げるダンベルプレスよりも大胸筋への効果が大きい種目といえます。

ちなみに、4コママンガに出てくる「小胸筋」はこの大胸筋の下に隠れています。当然、「中胸筋」なんてのはありません。

また、腕も使いますので二次的効果として上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)三角筋(さんかくきん)にも効果があります。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくフラットダンベルフライのやり方を見ていきましょう!

3、フラットダンベルフライの正しいやり方

フラットなベンチで行うのがフラットダンベルフライです。ダンベルを蝶が羽ばたくように弧を描いて上げ下げするだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまうばかりか、肩を痛めたり、最悪ケガをすることもありますので基本をキッチリと押さえておくようにしましょう。

筋トレ、ダンベルフライ

まずはスタートポジションからです。 

①適切な重量のダンベルを持ち、フラットなトレーニングベンチに寝る

②身体がずれないように足でしっかり固定する。

③ダンベルを持ち、上に構える

 

※重要ポイント 

ダンベルは自分に合った重さをチョイスしましょう。過度に重いものを選択すると、ダンベルを持ち上げることも出来ず固まってしまう、ということになりかねません。結果、無理して肩の筋肉を傷めたり、ダンベルを床に落として傷つけるという羽目になるかもしれません。

なお、自分に合った重さとは、10回で限界に達する程度の重さが目安になると思います。いろいろ試して、適切な重量を探してみてください。

筋トレ、ダンベルフライ

筋トレ、ダンベルフライ

④ゆるやかな弧を描きながら、ゆっくりとダンベルを下ろす。

⑤肘(ひじ)は90°以上の角度に広げる

⑥ダンベルは胸の高さまで下げる。

※重要ポイント

ゆっくりと弧を描きながらダンベルを下ろしていきます。

ここで問題になるのは

・どこまでダンベルを下ろすべきか

・肘は伸ばすべきか、曲げるべきか

だと思います。

ダンベルは胸の高さを目標に下ろしましょう。大胸筋の伸展が最大になるように意識付けしましょう。

肘は少し曲げます。角度でいうと90°以上を保ってぐっと下ろします。

腕をまっすぐのまま、ダンベルを下ろし過ぎると腕や肩の前側の筋肉に過度な負担がかかり、損傷する可能性が高くなります。詳しくは後半の「間違ったやり方」(リンク)で紹介します。

なお、キャプテンは裸でトレーニングしていますが、ジムで共用のトレーニングベンチを使用する場合はウェアを着ましょう。また、汗が付着した場合は次に使用する人のことを考えて、備え付けのタオル等で拭き上げるのがエチケットです

筋トレ、ダンベルフライ

⑦ゆるやかな弧を描きながら、出来るだけ素早く上げる

 

※重要ポイント

「大胸筋を使って上げている」という意識を持ちながら、出来るだけ素早く持ち上げます。

つまり、下ろす時はゆっくり下ろし、上げる時は出来るだけ素早く上げます。

ベンチで行うダンベルフライはその大きな可動域が最大のポイント。最大の可動域をうまく活用するため、深く深く降ろしてください。ただし、肘の角度は90°以上を確保し、ダンベルは胸の高さまで、としましょう。

4、フラットダンベルフライを効果的に行う方法

筋トレ、ダンベルフライ

フラットダンベルフライは大胸筋中央部をメインターゲットにしていますが、ちょっとした動作を追加することで大胸筋下部にも効かせることが出来ます。

大胸筋下部を鍛えると、境界線がくっきりと目立つようになり、大胸筋がより一層逞しくなります。

そのちょっとした動作とは、トップポジションでの腕のひねりです。

筋トレ、ダンベルフライ

筋トレ、ダンベルフライ

⑧トップ付近でダンベルのおしり同士を付けるように腕をひねる。

 

※重要ポイント

トップ付近でダンベルのお尻側同士を近づけるように腕をひねります。そうすることにより大胸筋の下部へより一層の負荷がかかり、大胸筋を盛り上げてくれます。

5、ついついやってしまう間違ったやり方

筋トレ、ダンベルフライ

間違ったやり方① 肘(ひじ)がまっすぐ

肘がまっすぐになっているので大胸筋の伸展が不十分です。肘を90°以上に曲げ、深く下ろして大胸筋を最大限伸ばしましょう。

筋トレ、ダンベルフライ

間違ったやり方② ダンベルの下ろし過ぎ

今度は大胸筋をMAXまで伸展させようとダンベルを下ろし過ぎた例です。三角筋の前部に無理な負荷がかかり損傷する危険があります。特に初心者は要注意。

上級者にはダンベルを深く下ろす人もいますが、それはしっかり筋肉がついているから出来る事です。初心者はケガをしないよう、ダンベルを下ろす位置は胸の高さ程度にしましょう。

筋トレ、ダンベルフライ

間違ったやり方③ 肘の下ろし方不十分、手が曲がりすぎ

今度はケガを恐れすぎて、肘の下ろし方が不十分な例です。これでは大胸筋が伸び切っておらず、負荷が不足してしまいます。

また、肘が曲がりすぎるとダンベルプレスになってしまいます。

以上のように、最大のポイントは大胸筋の可動域をMAXまで使うことになります。肘は90°以上の角度をつけ、出来るだけ深く下ろす。ただしダンベルは胸の高さくらいまで、というところを確実に押さえましょう。

6、適切な重量と回数

筋トレ、ダンベルフライ

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。
男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。
これを30秒程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。

それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

そしてインターバルを30秒程度にすると負荷が持続し、効果的なトレーニングが出来ます。

メインターゲットである大胸筋に負荷を与え続けることがトレーニング効果を最大限に引き出すことになります。

トレーニング自体のインターバルですが、大胸筋の超回復時間は約48時間といわれているので、2日に1度のペースでトレーニングすることをお勧めします。

7、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

プロテイン 筋トレ

フラットダンベルフライで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

プロテイン摂取タイミング

プロテインに関しての記事  

⇒⇒筋トレとプロテインでマッスルボディを手に入れよう!

⇒⇒筋トレとプロテインはボディ・メイクの両輪である 

⇒⇒プロテインは筋肉のミナモト!筋トレとプロテインで筋力アップ!

⇒⇒プロテインの注意点、デメリットを把握しておこう!

 ⇒⇒筋トレと筋肉痛、そして超回復

 ⇒⇒筋トレとポジティブホルモン「テストステロン」との深い関係

 ⇒⇒筋トレの効果が出ない時、振り返るべき4つのポイント

 ⇒⇒筋トレとプロテインで年齢に負けないカラダをつくろう!

 ⇒⇒筋トレとアルコール

筋トレ、ダンベルフライダンベル イラスト 

フラットダンベルフライで逞しい大胸筋を手に入れよう!

 

 

筋トレの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!デクラインダンベルプレスはこうやれば効果的!4コママンガも(笑)

筋トレマンガ、デクラインダンベルプレス

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男性の永遠の憧れです。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!

憧れのマッスルボディを目指して日夜トレーニングに打ち込むあなたに、ダンベルを使って盛り上がった大胸筋を造る「デクラインダンベルプレス」を紹介します。

デクラインダンベルプレスは傾けたベンチに頭を下にして寝て、両手でダンベルを持ちあげる大胸筋を鍛える種目です。

頭を下にするのなら4コママンガのように鼻血がでる!?

いえいえ、決して逆さはりつけではないんですから、大丈夫(笑)
まあ、無理せず、マイペースでやりましょう。

このマンガの「絶対負けねえ!男」は以前にも登場してますのでこちらもご覧ください⇒リンク

でも、彼の気持ちもわかります。筆者も筋トレ回数記録を付けていますが、前回の自分には負けたくない、という気持ちでトレに励んでますもん。そのおかげで記録ははっきり増加中。目に見える効果はモチベーションアップにも有効ですから、「絶対負けない」という気持ちは持ち続けるべきだと思います。

目指せ!マッスルボディ!

デクラインダンベルプレス

1、デクラインダンベルプレスとは?

デクラインダンベルプレスとはベンチに仰向けになり、ダンベルを持ち上げるダンベルベンチプレスのなかの一つです。メインターゲットは大胸筋、しかも上部に効果的であり、副次的に三角筋や上腕三頭筋にも効果があります。

ダンベルベンチプレスの種類  

ダンベルベンチプレスには大きく分けて次の3つがあります。

1、フラットベンチダンベルプレス 

文字通りベンチをフラットにして行うダンベルベンチプレスです。

関連記事はこちら⇒※リンク

 

2、インクラインダンベルプレス  

インクライン(Incline)とは「上り坂」とか「上り勾配」という意味で、角度が調整できるベンチで身体が斜めになるように設置します。もちろん頭は上になります。

ベンチの角度により負荷がかかる部分が違うので鍛えたい部位により角度を変える必要があります。

ベンチの角度が30°~40°くらいだと大胸筋上部に負荷がかかりますが、もっと寝せると大胸筋中央部に、逆に角度を急にすると三角筋を鍛える事が出来ます。

関連記事はこちら⇒※リンク

 

3、デクラインダンベルプレス 

デクライン(decline)とは「下り坂」とか「下り勾配」という意味で、頭が下になるように傾けたベンチを使うダンベルプレスです。大胸筋の中でも大胸筋下部に効果的な種目です。

今回はこのデクラインダンベルプレスを詳しく解説します。

角度が変えられるトレーニングベンチとダンベルが必要になりますが、ネットで検索するとベンチは6,000円台から、ダンベルも重さによりますが4,000円台から存在しますので合わせて購入しても10,000円台で一式そろえることも可能です。

ただし、デクライン、つまり頭を下げるような角度調整がないトレーニングベンチも多く、本格的なジムでもそこまで設置されていないこともありますので、フラットベンチでデクラインダンベルプレスを行う方法も一緒にご紹介します。

では、③デクラインダンベルプレスを詳しくイラストで解説しましょう!

2、デクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉とは? 

デクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉

まずはデクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはデクラインダンベルプレスでも同じ。

デクラインダンベルプレスにおいて、メインターゲットは胸の筋肉、大胸筋(だいきょうきん)となります。盛り上がった逞しい大胸筋はマッスルボディに必要不可欠なパーツです。

頭を下げた姿勢のデクラインダンベルプレスはなかでも大胸筋下部に効果があります。大胸筋の下側を鍛える事でくっきりと盛り上がった逞しく魅力的な胸板が出来上がります。

また、腕も使いますので二次的効果として上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)三角筋(さんかくきん)にも効果があります。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくデクラインダンベルプレスのやり方を見ていきましょう!

 

3、デクラインダンベルプレスの正しいやり方

角度が調節できるトレーニングベンチで10~30°頭が下になるようにセットします。ダンベルを上げ下げするだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまうばかりか、肩を痛めたり、最悪ケガをすることもありますので基本をキッチリと押さえておくようにしましょう。

デクラインダンベルプレスの正しいやり方

まずはスタートポジションからです。 

①トレーニングベンチを10~30°の角度でデクライン(頭を下げる角度)にセットする 

②身体がずれないように足でしっかり固定する。

③ダンベルを持ち、構える

※重要ポイント  

ダンベルは自分に合った重さをチョイスしましょう。過度に重いものを選択すると、ダンベルを持ち上げることも出来ず固まってしまう、ということになりかねません。結果、無理して肩の筋肉を傷めたり、ダンベルを床に落として傷つけるという羽目になるかもしれません。

なお、自分に合った重さとは、10回で限界に達する程度の重さが目安になると思います。いろいろ試して探してみてください。

デクラインダンベルプレス正しいやり方

④ゆるやかな弧を描きながら、ゆっくりとダンベルを持ち上げます。

⑤トップポジションではダンベルを近づけるように、左右の大胸筋をぎゅっと寄せます。

 

※重要ポイント  

ダンベルを上げ切った際のトップポジションでは、ダンベルを近づけるようにして左右の大胸筋をぎゅっと寄せましょう。

キャプテンは裸でトレーニングしていますが、ジムで共用のトレーニングベンチを使用する場合はウェアを着ましょう。また、汗が付着した場合は次に使用する人のことを考えて、備え付けのタオル等で拭き上げるのがエチケットです

デクラインダンベルプレスの正しやり方

⑥ゆるやかな弧を描きながら、ゆっくりと下ろします。

⑦しっかりと胸を張り、両肘の位置がなるべく低くなるように、深く深くおろします。

 

※重要ポイント

ベンチで行うダンベルプレスはその大きな可動域が最大のメリット。最大の可動域をうまく活用するため、深く深く降ろしてください。

トップポジションで大胸筋をぎゅと寄せるのも、深く深く降ろすのも可動域をフル活用しているわけです。

 

4、フラットベンチでデクラインダンベルプレスをする方法

自分が通っているジムにはデクラインに設定できるベンチがない!とか、あっても数が限られているので使えない!とお嘆きの方も多いと思います。

また、せっかく買った自宅のトレーニングベンチはインクラインは出来てもデクラインは出来ないよー、とあきらめムードの方もいらっしゃるかもしれません。

フラットベンチとデクラインベンチ

Amazonなどで調べても、デクラインまで対応可能なベンチはそれほど多くはないのが実情のようです。

でもご安心あれ。フラットベンチでもデクラインダンベルプレスが出来るんです。

ここでは高荷重のダンベルを持ち上げる時に使うテクニック、オン・ザ・ニー・テクニックも合わせてご紹介します。

オン・ザ・ニー・テクニック

①お尻を置くポイントを決め、両手のダンベルを膝に乗せる。

 ※重要ポイント

お尻を置くポイントをきっちり決めないまま寝転がると頭が飛び出すぎてしまうとか、体勢がしっくりこないなどの不具合が出る可能性がありますので、ダンベルを持たない状態で試してみてお尻を置くポイントをあらかじめ決めておきましょう。

オン・ザ・ニー・テクニック

②転がるように上半身を倒し、勢いと足の力を使って膝の上のダンベルを持ち上げる。

オン・ザ・ニー・テクニック

③ダンベルの位置を決めつつ、足をベンチの上に乗せる。

④身体全体のポジショニングの微調整をしながら腰をぐっと上げる。

オン・ザ・ニー・テクニック

 ⑤バランスを崩さないようにダンベルをまっすぐ上に上げる。

これでフラットベンチでもデクラインダンベルプレスが出来るようになります。

 

で、高荷重のダンベルでトレーニングしたのはいいけど、終わるときはどうするの?

まさかダンベルを放り投げるわけにはいかないし・・・。

はい、こうすればよいのです。

高荷重ダンベルのフィニッシュもやはり、オン・ザ・ニー・テクニックを使います。

オン・ザ・ニー・テクニック

⑥高荷重のダンベルを下ろす時はダンベルを迎えに行かせるように足をあげ、ダンベルを膝に乗せる。

オン・ザ・ニー・テクニック

⑦ダンベルを膝に乗せたまま勢いをつけて上半身を起こす。

 

5、ダンベルによるベンチプレスの注意点

デクラインダンベルプレスにしても角度が逆なインクラインダンベルプレスにしても、はたまたフラットなベンチで行うダンベルベンチプレスにおいても、以下の点は共通の注意事項としてチェックしておかなければなりません。

ダンベルプレス

注意点① 腕は「ハの字」に開く。 

脇を広げ過ぎないように注意して下さい。脇の角度が広げすぎると肘を最大限に下ろすことが出来ず、大胸筋の可動域を狭めてしまいます。

腕は「ハの字」程度の角度で開けましょう。

ダンベルプレス

注意点② 肘(ひじ)を深く深く下げる

 肩甲骨がぐっと寄せられる程度に深く深く肘を下ろしましょう。肘を深く下すことにより、大胸筋の可動域を最大限に使うことになり、結果として大胸筋を鍛える事になります。

以上のように、最大のポイントは大胸筋の可動域をMAXまで使うことです。

そのためには①の腕の角度と②の下げ方が重要になります。

 

6、バーベルベンチプレスとの違い 

似た種目として、ダンベルではなくバーベルを持ち上げるバーベルベンチプレスがあります。どちらかというとこのバーベルベンチプレスのほうが一般的ですが、いったいどう違うのでしょうか?

バーベルはご存じのように一本のシャフトの両端にプレート(錘・おもり)が設置されている構造のため、両手は握った位置で固定されてしまいます。

ところがダンベルは両手の動きがフリーなので、バーベルに比べて可動範囲が大きいことが最大の違いになります。

ベンチプレス ダンベルとバーベルの違い 解説 イラストダンベルベンチプレス 解説  バーベルとダンベルイラスト

ダンベルを降ろすとき、より深く沈めることが出来るので大胸筋は最大に伸展し、上げる時も大胸筋が最大に収縮されるまで突き上げることが出来るので大胸筋への刺激はMAXとなります。

ただし、左右の荷重が別々のため、高重量になればなるほどバランスをとるのが難しくなりますのでバーベルを使用した時よりも軽めの設定になるのが一般的です。

 

7、適切な重量と回数

デクラインダンベルプレス回数

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。

男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。

これを30秒程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。

それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

そしてインターバルを30秒程度にすると負荷が持続し、効果的なトレーニングが出来ます。

メインターゲットである大胸筋に負荷を与え続けることがトレーニング効果を最大限に引き出すことになります。

トレーニング自体のインターバルですが、大胸筋の超回復時間は約48時間といわれているので、2日に1度のペースでトレーニングすることをお勧めします。

 

8、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

プロテイン 筋トレ

デクラインダンベルプレスで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

プロテインに関しての記事

⇒⇒筋トレとプロテインでマッスルボディを手に入れよう!

⇒⇒筋トレとプロテインはボディ・メイクの両輪である

⇒⇒プロテインは筋肉のミナモト!筋トレとプロテインで筋力アップ!

⇒⇒プロテインの注意点、デメリットを把握しておこう!

⇒⇒筋トレと筋肉痛、そして超回復

⇒⇒筋トレとポジティブホルモン「テストステロン」との深い関係

⇒⇒筋トレの効果が出ない時、振り返るべき4つのポイント

⇒⇒筋トレとプロテインで年齢に負けないカラダをつくろう!

⇒⇒筋トレとアルコール

デクラインダンベルプレス

ダンベル、ダンベルトレーニング

デクラインダンベルプレスで逞しい大胸筋を手に入れよう!

筋トレの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!インクラインダンベルプレスはこうやれば効果的!4コママンガも(笑)

筋トレマンガ、4コママンガ、ハゲ、薄毛、ダンベル、ダンベルプレス

インクラインダンベルプレス

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男性の永遠の憧れですね。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!できれば・・・薄毛は避けたい(涙)

憧れのマッスルボディを目指して日夜トレーニングに打ち込むあなたに、ダンベルを使って盛り上がった大胸筋を造る「インクラインダンベルプレス」を紹介します。

インクラインダンベルプレスは傾けたベンチに寝て両手でダンベルを持ちあげ、大胸筋を鍛える種目です。似たような種目にバーベルを使ったベンチプレスがありますが、ダンベルを使ったほうが更に深く背中側に下ろすことが出来るので、可動域を大きくすることに繋がり結果的に大胸筋への負荷はより大きくなり、効果的に大胸筋を鍛える事が出来ます。

また、さすがに高価なバーベルセットを個人で所有している人は限られますが、ダンベルとベンチだと比較的手ごろに入手できるので、自宅でもしっかり鍛える事ができるのもメリットですね。

さあ、広いひろーい可動域を持つインクラインダンベルプレスで、たとえ頭髪は寂しくても、逞しく盛り上がった大胸筋を目指してトレーニングしましょう!

インクラインダンベルプレス、ダンベル

1、インクラインダンベルプレスとは?

インクラインダンベルプレスとは、ベンチに仰向けになりダンベルを持ち上げるダンベルベンチプレスのなかの一つです。メインターゲットは大胸筋で、副次的に三角筋や上腕三頭筋にも効果があります。

ダンベルベンチプレスの種類  

ダンベルベンチプレスには大きく分けて次の3つがあります。

①フラットベンチダンベルプレス 

文字通りベンチをフラットにして行うダンベルベンチプレスです。

関連記事はこちら⇒※筋トレの正しいやり方をイラストで分かりやすく解 説!ダンベルベンチプレスはこうやれば効果的!筋トレ4コママンガも(笑)  

②インクラインダンベルプレス  

インクライン(Incline)とは「上り坂」とか「上り勾配」という意味で、角度が調整できるベンチで身体が斜めになるように設置します。もちろん頭は上になります。

ベンチの角度により負荷がかかる部分が違うので鍛えたい部位により角度を変える必要があります。

ベンチの角度が30°~40°くらいだと大胸筋上部に負荷がかかりますが、もっと寝せると大胸筋中央部に、逆に角度を急にすると三角筋を鍛える事が出来ます。

今回はこのインクラインダンベルプレスを詳しく解説します。

③デクラインダンベルプレス 

デクライン(decline)とは「下り坂」とか「下り勾配」という意味で、頭が下になるように傾けたベンチを使うダンベルプレスです。大胸筋の中でも大胸筋下部に効果的な種目です。

角度が変えられるトレーニングベンチとダンベルが必要になりますが、ネットで検索するとベンチは6,000円台から、ダンベルも重さによりますが4,000円台から存在しますので合わせて購入しても10,000円台で一式そろえることも可能です。

では②のインクラインダンベルプレスを詳しくイラストで解説していきましょう。

2、バーベルを使ったベンチプレスとの違い

似た種目として、ダンベルではなくバーベルを持ち上げるバーベルベンチプレスがあります。どちらかというとこのバーベルベンチプレスのほうが一般的ですが、いったいどう違うのでしょうか?

バーベルはご存じのように一本のシャフトの両端にプレート(錘・おもり)が設置されている構造のため、両手は握った位置で固定されてしまいます。

ところがダンベルは両手の動きがフリーなので、バーベルに比べて可動範囲が大きいことが最大の違いになります。

ベンチプレス ダンベルとバーベルの違い 解説 イラストダンベルベンチプレス 解説  バーベルとダンベルイラスト

ダンベルを降ろすとき、より深く沈めることが出来るので大胸筋は最大に伸展し、上げる時も大胸筋が最大に収縮されるまで突き上げることが出来るので大胸筋への刺激はMAXとなります。

これこそがダンベルがもたらしてくれる最大のメリットといえます。

ただし、左右の荷重が別々のため、高重量になればなるほどバランスをとるのが難しくなりますのでバーベルを使用した時よりも軽めの設定になるのが一般的です。

3、インクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉とは?

インクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉、大胸筋

まずはインクラインダンベルプレスで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはインクラインダンベルプレスでも同じ。

インクラインダンベルプレスにおいて、メインターゲットは胸の筋肉、大胸筋(だいきょうきん)となります。盛り上がった逞しい大胸筋はマッスルボディに必要不可欠なパーツです。

なかでも頭を少し上げた姿勢で行うインクラインダンベルプレスでは大胸筋中~上部に効果があり、

逆に頭を下げた姿勢のデクラインダンベルプレス大胸筋下部に効果があります。

また、腕も使いますので二次的効果として上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)三角筋(さんかくきん)にも効果があります。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくインクラインダンベルプレスのやり方を見ていきましょう!

4、インクラインダンベルプレスの正しいやり方

トレーニングベンチを少し立ててダンベルを上げ下げするだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまうばかりか、肩を痛めたり、最悪ケガをすることもありますので基本をキッチリと押さえておくようにしましょう。

インクラインダンベルプレスの角度

まずはスタートポジションからです。 

①トレーニングベンチを30~40°の角度でセットする 

②ダンベルを両手に持ち、ベンチに座る。

 ※重要ポイント 

ベンチの角度が30°~40°くらいだと大胸筋上部に負荷がかかりますが、もっと寝せると大胸筋中央部に、逆に角度を急にすると三角筋を鍛える事が出来ます。

ダンベルは自分に合った重さをチョイスしましょう。過度に重いものを選択すると、座った位置からダンベルを持ち上げることも出来ず固まってしまう、ということになりかねません。結果、無理して肩の筋肉を傷めたり、ダンベルを床に落として傷つけるという羽目になるかもしれません。

なお、高重量(自分のレベルに適した、というのが前提ですが)のダンベルを持ち上げるには以下のように足の力を借りて、勢いをつけて持ち上げると良いでしょう。

ダンベルの持ち上げ方

キャプテンは裸でトレーニングしていますが、ジムで共用のトレーニングベンチを使用する場合はウェアを着ましょう。また、汗が付着した場合は次に使用する人のことを考えて、備え付けのタオル等で拭き上げるのがエチケットです

インクラインダンベルプレス、ダンベル

 

 

 

インクラインダンベルプレス腕の角度

 

③足をしっかり固定し、しっかりと胸を張る 

④わきは開きすぎないように、すこし閉じた角度で

⑤ダンベルを持つ手はほぼ直角に立てる

 ※重要ポイント

胸をしっかりと広げることが重要です。大胸筋の可動域を目いっぱい使うゾ!という意識を持ちましょう。

インクラインダンベルプレスイラストインクラインダンベルプレス イラスト

⑥息を吐きつつ、弧を描くようにダンベルを上げる

⑦両方のダンベルを近づけ、大胸筋をぎゅっと寄せる

 ※重要ポイント

トップポジションでダンベルを近づけるように、大胸筋をぎゅっと寄せることも重要です。すべては大胸筋の可動域を目いっぱい使いきるため、という意識を持ってください。

 

インクラインダンベルプレス イラスト

⑧息を吸いつつ同じ軌道を通ってダンベルをゆっくり降ろす

⑨胸をしっかり開いて、肘(ひじ)の位置を思いっきり下げる

肘が十分低い位置にあると、大胸筋が最大限に広げられたことになり、負荷が十分かかっていることになります。

⑩息を吐きながら、弧を描きつつダンベルを上げる

⑪以上を繰り返す

※重要ポイント

ダンベルを下げる時は大胸筋を最大限伸ばすように最大限まで下げましょう。肩甲骨が中央にギュッと寄せられていればOK。

メインターゲットの大胸筋の可動域を最大限使うことになり、逞しい大胸筋へと一歩近づくことになります。

ダンベルを下げたポジションでは、手の角度はほぼ垂直にしましょう。倒しすぎると負荷を支えることが出来なくなり、筋肉を傷めてしまう原因になります。

5、ついついやってしまう間違ったやり方

一生懸命インクラインダンベルプレスをやっているのに、なんだか結果がついてこない・・・・。

ひょっとしたら、大事なポイントを見逃しているのかもしれません。

そんな時に見直してほしいことを以下にまとめました。

インクラインダンベルプレス悪い例

①大胸筋の可動域が狭い

 ダンベルが十分下げられておらず、肩甲骨が寄せられていません。つまり大胸筋の可動域が狭くなっており、大胸筋に十分な負荷がかかっていません。

肩甲骨を寄せることを意識しながらトレーニングしましょう。

もう一度キャプテンにお手本を見せてもらいましょう。

インクラインダンベルプレス良い例

さすがはキャプテン!

大胸筋の可動域を意識して、しっかり胸を広げてますね。

胸をしっかり広げることを意識してダンベルを下ろしましょう。ダンベルを下ろしたときは大胸筋を大きく広げ、上げたときは大胸筋をぎゅっと寄せる。大胸筋の可動域をMAX使う!ということを意識しながらトレーニングしましょう。

インクラインダンベルプレス悪い例

②わきの開け方が広すぎる

両わきが開きすぎており、肩を痛める原因にもなりますので、わきは少し閉じるくらいの角度にしましょう。ここはタケシ君本人にもう一度やってもらいましょう。

インクラインダンベルプレス良い例

はい、よくできました!

わきは少し閉じるくらいの角度にしましょうね。

インクラインダンベルプレス悪い例

③肘(ひじ)の角度が広がりすぎている

はい、肘が広がりすぎてます。ダンベルが高重量になれば肩を故障しかねないリスキーな行為です。ほぼ直角に合わせましょう。

インクラインダンベルプレス悪い例

④腕の角度が倒れすぎている

これも腕の角度が問題ですね。肩を痛める可能性もあるので、ほぼ直角に合わせましょう。

6、適切な重量と回数

インクラインダンベルプレス回数と重量

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。

男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。

これを30秒程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。

それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

そしてインターバルを30秒程度にすると負荷が持続し、効果的なトレーニングが出来ます。

メインターゲットである大胸筋に負荷を与え続けることがトレーニング効果を最大限に引き出すことになります。

トレーニング自体のインターバルですが、大胸筋の超回復時間は約48時間といわれているので、2日に1度のペースでトレーニングすることをお勧めします。

7、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

プロテイン 筋トレ

インクラインダンベルプレスで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

プロテインに関しての記事

⇒⇒筋トレとプロテインでマッスルボディを手に入れよう!

⇒⇒筋トレとプロテインはボディ・メイクの両輪である

⇒⇒プロテインは筋肉のミナモト!筋トレとプロテインで筋力アップ!

⇒⇒プロテインの注意点、デメリットを把握しておこう!

⇒⇒筋トレと筋肉痛、そして超回復

⇒⇒筋トレとポジティブホルモン「テストステロン」との深い関係

 ⇒⇒筋トレの効果が出ない時、振り返るべき4つのポイント

⇒⇒筋トレとプロテインで年齢に負けないカラダをつくろう!

⇒⇒筋トレとアルコール

ダンベル イラスト 

インクラインダンベルプレスで逞しい大胸筋を手に入れよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンベルベントオーバーローイングの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!筋トレ4コママンガも(笑)

筋トレマンガ ヘッドフォン

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!

憧れのマッスルボディを目指して日夜トレーニングに打ち込むあなたに、逆三角形の背中を造るダンベルベントオーバーローイングを紹介します。

ダンベルベントオーバーローイングはダンベルを引き上げて背中を鍛える種目です。

広くて逞しい背中は「頼りがいのある男」を演出する大事なアピールポイントです。ノリノリの音楽でも聴きながら背中の筋肉をビシッと鍛え、ノリノリの頼れる「オトコ」を目指しましょう!

ダンベルベントオーバーローイング

1、ダンベルベントオーバーローイングとは

ダンベルベントオーバーローイングとはダンベルを使って背中の筋肉を鍛えるダンベルローイングという種目のひとつです。

ダンベルローイングの種類

ダンベルローイングには大きく分けて次の3つがあります。

①ワンハンドダンベルローイング

片足をベンチに上げ膝をつき、片手をベンチに置き、もう一方の手でダンベルを

持ち上げるトレーニングです。広背筋の可動範囲が大きいのが特徴です。

関連記事はこちら⇒※リンク

②ダンベルベントオーバーローイング

ダンベルを両手に持ち立ったまま中腰の姿勢で両手のダンベルを持ちあげるト

レーニングです。

③ダンベルベンチローイング

ベンチにうつ伏せになってダンベルを持ち上げるトレーニングです。腰痛の心

配がないので広背筋に集中して鍛える事ができますね。

 

今回は②のダンベルベントオーバーローイングを詳しくイラストで解説します。

2、ダンベルベントオーバーローイングで鍛えられる筋肉とは?

ダンベルベントオーバーローイングで鍛えられる筋肉

まずはダンベルベントオーバーローイングで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはダンベルベントオーバーローイングでも同じ。

ダンベルベントオーバーローイングにおいて、メインターゲットは背中に大きく広がっている広背筋(こうはいきん)となります。

ここを鍛える事で逆三角形の背中が出来上がるわけです。

また、僧帽筋(そうぼうきん)脊柱起立筋(せきちゅきりつきん)にも高い効果があることも忘れてはなりません。

腕を使いますので二次的効果として上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)にも効果があります。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくダンベルベントオーバーローイングのやり方を見ていきましょう!

3、ダンベルベントオーバーローイングの正しいやり方

両手にダンベルを持ち背中の筋肉を使ってダンベルを上げるだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまいますので基本をキッチリと押さえておくようにしましょう。

 

ダンベルベントオーバーローイング

まずはスタートポジションからです。

 

①ダンベルを両手に持ち、両足は肩幅程度に開いて立つ。

②膝(ひざ)を少し曲げ、お尻は突き出す感じで上半身を前傾させる。膝はつま先より前に出ないようにすれば自然にお尻は突き出せます。

③視線はやや上に向け、背中を反らせる(これ、重要)

※重要ポイント

お尻を突き出し、背中を反らせることは重要ポイントです。

ダンベルベントオーバーローイング

ダンベルベントオーバーローイングやり方

④両肩を背中側に上げることでしっかりと肩甲骨を寄せます。

⑤自然に肘(ひじ)が上がるので、もう一息、限界まで肘を上げます。この時、背中の筋肉で引き上げていることを意識します。

⑥一秒程度キープさせます。

 

※重要ポイント

ダンベルは腕で持ち上げるのではなく、肩甲骨をしっかり寄せ、背中の筋肉、特に広背筋で持ち上げているイメージを持ってください。

両肩を背中側に上げることで肩甲骨をぐっと寄せます。自然に両肘が上がりますので、もう一息、限界まで肘をあげましょう。この時、広背筋に刺激がいくわけです。

背中は反ったままをキープすること。背中を丸めると負荷が逃げてしまい効果が半減します。

その時、身体の軸をブラさないように、頭の位置を動かさないよう注意して上げてください。

反動を使って一気に持ち上げようとせず、ゆっくりと、息を吸いながらダンベルを上げてください。反動を使わなければ上がらないのであればダンベルの重量を調整する必要があります。

ダンベルベントオーバーローイング

⑦同じ軌道を通ってダンベルをゆっくり降ろします。

⑧肘がまっすぐになる直前でストップ。

⑨以上を繰り返します。

※重要ポイント

ゆっくりと同じ軌道を通ってもとのポジションに戻します。この時、肘は真っすぐになる直前で止めます。

肘をまっすぐになる直前で止めるのは、伸ばし切ると筋肉に掛かっている負荷が逃げてしまうためです。

ダンベルを降ろすときは息を吐きだします。

4、ついついやってしまう間違ったやり方

一生懸命ダンベルベントオーバーローイングをやっているのに、なんだか結果がついてこない・・・・。

ひょっとしたら、大事なポイントを見逃しているのかもしれません。

そんな時に見直してほしいことを以下にまとめました。

ダンベルベントオーバーローイング間違ったやり方

①背中が丸くなっている

これでは肩甲骨を思いっきり寄せることができず、メインターゲットである広背筋への負荷がかかりません。

背中をしっかりと反らせましょう。

ダンベルベントオーバーローイングの間違ったやり方

②反動でダンベルを持ち上げている

ダンベルを上げようと全身のバネを利用しているので全身が揺れてしまってます。肩甲骨への負荷が効かせられてないので、意味がありません。

きっとダンベルが重すぎるのです。

適切な重量のダンベルをチョイスしましょう。

ダンベルベントオーバーローイングの間違ったやり方

③肩甲骨を寄せずに腕だけで上げている

腕だけでダンベルを上げてしまっています。

肩甲骨を寄せることを意識しながらトレーニングしましょう。

もう一度キャプテンにお手本を見せてもらいましょう。

ダンベルベントオーバーローイングやり方

5、適切な重量と回数

ダンベルベントオーバーローイング重量と回数

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。

男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。

これを30秒程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。

それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

そしてインターバルを30秒程度にすると負荷が持続し、効果的なトレーニングが出来ます。

メインターゲットである広背筋に負荷を与え続けることがトレーニング効果を最大限に引き出すことになります。

6、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

プロテインのすすめ

ダンベルベントオーバーローイングで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

プロテインに関しての記事

ダンベル 筋トレ

ワンハンドダンベルローイングの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!筋トレ4コママンガも(笑)

4コママンガ ダンベルローイングの女性

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!

憧れのマッスルボディを目指して日夜トレーニングに打ち込むあなたに、逆三角形の背中を作る「ダンベルローイング」を紹介します。

ダンベルローイングはダンベルを引き上げて広背筋を鍛える種目ですが、まずは初心者でも取り組みやすい「ワンハンドダンベルローイング」をご紹介。

広くて逞しい背中は「頼りがいのある男」を演出する大事なアピールポイントです。背中の筋肉をビシッと鍛え、見た目だけでも(笑)頼れる「オトコ」を目指しましょう!

イラスト ワンハンドダンベルローイング

1、ダンベルローイングとは?

ダンベルローイングとは手にダンベルを持ち、ゆっくり引き上げることで背中の筋肉のうち、広背筋を鍛えるトレーニング種目です。

ダンベルローイングの種類

ダンベルローイングには大きく分けて次の3つがあります。

◎ワンハンドダンベルローイング

片足をベンチに上げ膝をつき、片手をベンチに置き、もう一方の手でダンベル
を持ち上げるトレーニングです。広背筋の可動範囲が大きいのが特徴です。

◎ダンベルベントオーバーローイング

立ったまま中腰の姿勢で両手のダンベルを持ちあげるトレーニングです。

◎ダンベルベンチローイング

ベンチにうつ伏せになってダンベルを持ち上げるトレーニングです。腰痛の心
配がないので広背筋に集中して鍛える事ができますね。

今回は①のワンハンドダンベルローイングを詳しくイラストで解説します。

2、ダンベルローイングで鍛えられる筋肉とは?

ダンベルローイングで鍛えられる筋肉

まずはダンベルローイングで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはダンベルローイングでも同じ。

ダンベルローイングにおいて、メインターゲットは背中に大きく広がっている広背筋(こうはいきん)となります。

ここを鍛える事で逆三角形の背中が出来上がるわけです。

また、僧帽筋(そうぼうきん)脊柱起立筋(せきちゅきりつきん)にも高い効果があることも忘れてはなりません。

腕を使いますので二次的効果として上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)にも効果があります。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくワンハンドダンベルローイングのやり方を見ていきましょう!

3、ワンハンドダンベルローイングの正しいやり方

片膝をベンチなどに乗せ、片手をついてダンベルを持ち上げるだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまいますので基本をキッチリと押さえておくようにしましょう。

イラスト ワンハンドダンベルローイング

まずはスタートポジションからです。 

①一方の手をベンチに置き、同じ側の膝(ひざ)をベンチに乗せます。

②ダンベル側の手を垂直に伸ばすようなポジションを取ります。

③ベンチ上の手、膝、立っている足の3点でカラダを固定します。

④視線を前に向けてポジショニングします。

※重要ポイント

背中はまっすぐに伸ばしましょう。背中が丸くなると広背筋に効果を届けることが出来なくなるので、ベンチに置く手の位置を調整してまっすぐに伸びる位置を探しましょう。

イラスト ワンハンドダンベルローイングやり方

⑤肩の位置を固定し肘(ひじ)を突き上げるように、緩やかなカーブを描きダンベルを持ち上げます。

⑥一秒程度キープさせます。

※重要ポイント

ダンベルは腕で持ち上げるのではなく、広背筋で持ち上げているイメージを持ってください。肘の突き上げが不十分だと広背筋に負荷が届きません。

その時、身体の軸をブレないように、肩の位置を動かさないよう注意して上げてください。

反動を使って一気に持ち上げようとせず、ゆっくりと、息を吸いながらダンベルを上げてください。反動を使わなければ上がらないのであればダンベルの重量を調整する必要があります。

視線は前を向いて。

イラスト ワンハンドダンベルローイングのやり方

⑦同じ軌道を通ってダンベルをゆっくり降ろします。

⑧肘がまっすぐになる直前でストップ。

⑨以上を繰り返します。

※重要ポイント

降ろすときも身体の軸がブレないように気をくばり、肩の位置が変わらないようにゆっくり降ろします。

ダンベルを降ろすときは息を吐きだします。

肘をまっすぐになる直前で止めるのは、伸ばし切ると筋肉に掛かっている負荷が一旦、逃げてしまうためです。負荷は出来るだけ継続的に与えたほうが筋肉を鍛えるうえで有効になります。

4、ついついやってしまう間違ったやり方

一生懸命ワンハンドダンベルローイングをやっているのに、なんだか結果がついてこない・・・・。

ひょっとしたら、大事なポイントを見逃しているのかもしれません。

そんな時に見直してほしいことを以下にまとめました。

イラスト ワンハンドダンベルローイング間違え①

イラスト ワンハンドダンベルローイング間違え②

ダンベルを上げ下げする時に肩が動いてしまっています。

特に重量の重いダンベルを使っていると無理に上げようとして身体のバネを使って勢いで上げてしまうことがあります。その結果肩が上がってしまいます。

下ろすときには逆に荷重に耐えきれず肩が下りてしまいます。

この時、メインターゲットとなる広背筋や僧帽筋以外の部分にも力が入ってしまうことになり、結果的に効果が落ちてしまいます。

適切な重量のダンベルをチョイスしなおしましょう。

イラスト ワンハンドダンベルローイング間違え③

肩をしっかり固定させてトレーニングしていますが、肘あげが不十分。
可動範囲が狭いので広背筋に負荷が伝わりません。

イラスト ワンハンドダンベルローイング正しいやり方

肩の位置は変えないで肘を突き上げるように、MAXまであげましょう。広背筋が最大限収縮し、負荷が直接届けられます。

5、適切な重量と回数

ワンハンドダンベルローイング重量と回数

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。

男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。

これを1分程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。

それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

メインターゲットである広背筋に負荷を与え続けることがトレーニング効果を最大限に引き出すことになります。

6、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

プロテイン

ワンハンドダンベルローイングで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

<プロテインに関しての記事>

  プロテインの注意点、デメリットを把握しておこう!

  プロテインは筋肉のミナモト!

  筋トレとプロテインはボディ・メイクの両輪である

  筋トレの効果が出ない時、振り返るべき4つのポイント

イラスト ワンハンドダンベルローイング

ダンベルコンセントレーションカールの正しいやり方をイラストで分かりやすく解説!筋トレ4コママンガも(笑)

Tシャツの袖からのぞく鍛えられた二の腕、盛り上がった胸板、6つに割れた腹筋、逆三角形の背筋。男と生まれたからには、そんなマッスルボディになりたい!

そんなマッスルボディを目指しているあなたに、二の腕を強化する筋トレ「ダンベルコンセントレーションカール」をご紹介!

ダンベルがあればジムに行かなくても自宅で逞しい二の腕=上腕二頭筋をゲットすることができます。

「ダンベルコンセントレーションカール」は上腕二頭筋を集中的に鍛え上げる効果的な筋トレです。でもポイントを外してしまうとせっかくの努力が無駄になってしまうかもしれません。

ここではダンベルを使った「ダンベルコンセントレーションカール」のやり方をイラストを使って詳しく解説しますので、チャレンジして下さい。(以降、コンセントレーションカールに略しますね)

さあ!邪念を捨てて(笑)コンセントレーション(集中)して男を磨きましょう!

 

1、コンセントレーションカールとは?

コンセントレーション(concentration)とは「集中」や「濃厚」「濃度」という意味ですが、コンセントレーションカールとはベンチ等に座った状態でダンベルを持ち、肘(ひじ)を中心に持ち上げるアームカールトレーニングで、まさに腕部分に「集中」したトレーニングです。

肘を太ももで固定するためフォームも崩れにくく、ターゲットになる上腕二頭筋などの筋肉から負荷が逃げないので、まさに腕部分に「集中」した「濃度」の高い、より「濃厚」なトレーニングができるというわけです。

どれくらい「濃厚」かといいますと、同じ重さのダンベルを使う場合、ダンベルカールが20回できる人でもコンセントレーションカールだと10回くらいしかできないほど、負荷が違ってきます。

肘の固定を意識していても負荷が逃げたり無意識に反動を使ってしまうダンベルカールよりも、太ももで肘がしっかり固定されるコンセントレーションカールのほうが腕の筋肉への負荷が「集中」されている証左といえるでしょう。

ではダンベルによるコンセントレーションカールがどの筋肉に効果を与えているのかを見ていきましょう。

2、コンセントレーションカールで鍛えられる筋肉とは?

まずはコンセントレーションカールで鍛えられる筋肉を把握しておきましょう。

筋トレにおいては、自分が鍛えている筋肉を意識しながらトレーニングすることが非常に重要となりますが、それはコンセントレーションカールでも同じ。

メインターゲットは上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)となります。上腕二頭筋は「ちからこぶ」となる部分であり、二頭筋という名のとおり2つの筋肉から形成されています。

長い筋肉は上腕二頭筋長頭と呼ばれ、肘関節の屈曲作用を担当しています。
短い筋肉は上腕二頭筋短頭と呼ばれ、肘関節の屈曲および前腕の回外(外向きに回すこと)の作用を担当しています。

コンセントレーションカールは特に短頭に効果があり、短頭が発達すると腕の盛り上がり、つまり「ちからこぶ」がぐんと大きくなります。

他にも上腕二頭筋の下に存在する上腕筋(じょうわんきん)にも効果があります。上腕筋が鍛えられて肥大すると上にある上腕二頭筋も押し出されるような効果があり、こちらも「ちからこぶ」の形成に一役買ってます。

同時に前腕にある腕橈骨筋(わんとうこっきん)も鍛えられますので覚えておきましょう。

さあ、鍛えられる筋肉が把握できたところで、さっそくコンセントレーションカールのやり方を見ていきましょう!

3、コンセントレーションカールの正しいやり方

肘(ひじ)を中心にしてダンベルを持ち上げて、下げるだけなのですが、正しくやらないと効果が半減してしまい、せっかくの努力が無駄になってしまうこともあります。しっかりと基本を身につけましょう!

まずはスタートポジションからです。ダンベルを持ってベンチ等に腰かけてください。 

①両膝を大きく開けて座る

②ダンベル側の肩をぐっと下げ、肘(ひじ)を太ももの内側に当て固定する

③反対側の手は膝(ひざ)に固定する

 ※重要ポイント

肩をぐっと下げるのは、肘の固定を強固なものにするためです。肘の固定が甘いとトレーニング中に肘が動き、負荷が分散して効果が低下します。

④肘を支点として胸の高さくらいまでゆっくりと上げる

⑤トップポジションで手首を回外(外側に回す)させる

 ※重要ポイント!

トップポジションで手首を外側に回すことは上腕二頭筋短頭を最大限に収縮させることになり、「ちからこぶ」形成に大きく貢献します。

肘が動いてしまいそうになりますが、膝でがっしりと固定してください。

⑥ダンベルの重量を負荷として味わうようにゆっくりと下ろす

⑦手はまっすぐになる手前で止める

⑧以上を繰り返す

 ※重要ポイント

おろした手はまっすぐになる直前で止めますが、これは筋肉に掛かった負荷を逃がさないためです。

4、ついついやってしまう間違ったやり方

せっかくトレーニングしているのに、ついついやってしまう間違ったやり方を紹介します。

肘を太ももに乗せてしまっているので、肘が固定されず、トレーニング中に手がぐらんぐらん振れてしまいます。これでは負荷が上腕二頭筋にコンセントレーション(集中)出来ません。

肩をぐいっと下げ、肘を太ももの裏側で固定するようにしましょう。

5、適切な重量と回数

まずは10回上げれるくらいの重量から挑戦しましょう。
男性の場合は5㎏くらいから始め、10回に挑戦しましょう。

これを1分程度の休憩をはさんで3セット行います。

慣れて来たら重量を徐々に上げていきましょう。
それでも余裕が出来て来たら回数を増やしたり、セット数を増やしていきましょう。

なお、回数を重視するのではなく、ゆっくりでいいから、フォームをきっちり守ることを意識しましょう。

 

6、トレーニング後はプロテインでタンパク質の補給を

コンセントレーションカールで鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

 

プロテインに関する記事

⇒プロテインの注意点、デメリットを把握しておこう

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決定版!腹筋に効くジム・マシンをイラストでわかりやすく解説!筋トレ4コマ漫画付き(笑)

現状に甘んじることなく、常に上を目指す本物のトレーニーを目指している皆さん、そしてポッコリお腹をなんとかしたいと考えている筋トレ初心者の皆さん、日々筋トレに励んでいますか⁉

これまでクランチ、バイシクルクランチレッグレイズ、ニートゥチェストアブローラー(腹筋ローラー)など、自宅でできる自重トレーニングを中心に紹介してきましたが、これからフィットネス・ジムなどに通って本格的にカラダを鍛えたい!でもいろいろマシンがあって、使い方が解らず不安・・・、という方も多いはず。

ここで今回はフィットネス・ジムに設置してある代表的なマシンをセレクトし、使い方をイラスト付きで分かりやす~く解説します。今回は腹筋を鍛えるマシンにフォーカスをあててお送りします。

1、腹筋マシンその(1)アブドミナル・クランチ

アブドミナルとは「腹部」という意味の英語ですが、筋トレの世界では「腹筋」を意味しています。

クランチとはあお向けに寝っ転がって、上体を浮かせて腹部を折り曲げる、おなじみの腹筋を鍛える筋トレですね。

(関連情報⇒クランチ)

ここで紹介するアブドミナル・クランチはフィットネスマシン業界の雄、MATRIXブランドのマシン、G7シリーズ アブドミナルクランチG7-51です。

腹筋に効くクランチマシーンは他にもいろいろありますが、椅子に座ったポジションで荷重が掛かったバー等を前に倒して腹筋を鍛えるタイプのマシンの代表として紹介します。

<アブドミナル・クランチの正しいやり方>

・自分のレベルに合った適切なウエイトに調整します

・シートを調整し、しっかり座り、ポジションをしっかり決めます。

・両手でバーを握り、肘あてに腕を当てます

・息を吐きながら、腹筋を使って上半身を曲げていきます

・息を吐き切り、へそを見るように上半身を曲げ、腹筋を完全に収縮させます

・ゆっくりと息を吸いながら、元のポジションに戻ります。

・反動を使わないように気を付けて繰り返します

<注意すべきポイント>

・腹筋を使って上半身を曲げます。腕の力や反動を使わないように!

・呼吸を意識して、腹直筋を完全に収縮させることが大事です!

・上半身を曲げたら息を吐き切り、腹直筋を完全に収縮させるように視線をへそに向ける

・息を残したり、視線が上がっていると腹直筋が完全に収縮しないので注意

・重量設定は10回/セットが限界、というくらいの重量に調整し、徐々に増やしていきましょう

<アブドミナル・クランチが効く筋肉部位は?>

・メインターゲットは腹直筋

腸腰筋

2、腹筋マシンその(2)グライド・アブドミナル・トレーナー

「グライド」とは「滑るように動く」という意味ですが、まさにレール上のシートを滑るように移動させ腹筋を鍛えるマシーンです。

ここではEVOLGEAR(エボルギア)ブランドのグライド・アブドミナル・トレーナーというマシーンを紹介します。

シートを引き付ける動作により、なかなか狙いにくい腹直筋下部内・外腹斜筋腸腰筋にもしっかり効果があります。

構造もシンプルで比較的安価なマシンなので、いろいろなジムに導入されています。

<グライド・アブドミナルの正しいやり方>

・自分のレベルに合った適切なウエイトに調整します

・ポジションをしっかり決めます。

・両手でバーを握り、肘あてに腕を当てます

・息を吐きながら、腹筋を使ってシートを腕に近づけるように引き付けます

・息を吐き切り、へそを見るように上半身を曲げ、腹筋を完全に収縮させます

・ゆっくりと息を吸いながら、元のポジションに戻ります。

・反動を使わないように気を付けて繰り返します

<注意すべきポイント>

・腹筋だけを使ってシートを引き付けます。腕の力や反動を使わないように!

・呼吸を意識して、腹直筋を完全に収縮させることが大事です!

・体を丸め、へそを見る気持ちでシートを引き上げ息を吐き切れば、腹直筋を完全に収縮することができます。

・息を残したり、視線が上がっていると腹直筋が完全に収縮しないので注意

・10回/セットから徐々に増やしていきましょう。ウエイトで負荷をかけることもできます。

<グライド・アブドミナル・トレーナーが効く筋肉部位は?>

・メインターゲットは腹直筋下部

外腹斜筋、内腹斜筋

腸腰筋

3、腹筋マシンで鍛えられる筋肉部位を知っておこう!

腹筋は一つのものではなく、層別に4つに分類され、合わせて「腹筋群」と呼ばれます。

一層目の腹直筋(ふくちょくきん)・・・一番表面にあり、6(シックス)パックとなる部位。実は8つに別れています。体幹を屈曲させる時に働きます。

二層目の外腹斜筋(がいふくしゃきん)・・・身体をひねるなど体幹を回旋させる時に働きます。

三層目の内腹斜筋(ないふくしゃきん)・・・外腹斜筋とともに身体をひねるなど体幹を回旋させる時に働きます。

四層目の腹横筋(ふくおうきん)・・・一番奥にあり、腹圧を維持する働きがあります。インナーマッスルとも呼ばれます。

ジムに備えてある腹筋マシンは、一層目の腹直筋とその下の外腹斜筋、内腹斜筋そして腰回りの腸腰筋(ちょうようきん)も鍛えてくれます。

腸腰筋とは図のように、股関節にある大腰筋と腸骨筋をあわせた名称です。

腸腰筋は奥に隠れている筋肉なので鍛えても目立つことはありませんが、股関節に関連する筋肉ですから、歩行運動や階段などの足の上げ下げ運動にも直結する大事な筋肉です。

将来、足腰の健全性にも直結する筋肉ですのでしっかりと鍛えておきましょう。

4、筋トレの後にはプロテインでタンパク質の補給を!

腹筋を鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

5,腹筋を鍛えるうえで、優先すべきこと

たるみきったお腹を引き締めたい!というあなた。

腹筋に効くトレーニングを毎日やって腹筋をガンガン鍛えても、なかなか腹筋を割ることはできません。

なぜなら腹筋の上に脂肪が覆いかぶさっているからです。

この脂肪を取り除かない限り、いくら腹筋を鍛えても腹筋を割ることは出来ないのです。

まず取り組むべきはご飯などの炭水化物量を減らし無駄な脂肪を減らす「糖質オフダイエット」です。「糖質オフダイエット」は故意に糖質というエネルギーの供給を制限することで蓄積された脂肪の分解を促しエネルギーに変えることでダイエットに導く方法です。

また、ランニングやジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動にも取り組み、脂肪を燃焼させる必要があります。

これからトレーニングを始めようという人はとりあえずウォーキングから始めましょう。なるべく速く、なるべく長く歩くように心がけましょう。

なお、無酸素運動のあと、有酸素運動をする方が効果的といわれていますので、筋トレ後ウォーキングなどの有酸素運動をすることをお勧めします。

アブローラー(腹筋ローラー)は自宅でできる最強の筋トレグッズだ!正しいやり方をイラストで解説!

ぽっこりお腹の皆さん、憧れの6(シックス)パック獲得のために日夜筋トレに励んでいますか!?

ぽっこりお腹を引き締めるために、これまでいくつかの自宅でも出来る腹筋トレーニングメニューを紹介してきましたが、はっきり言って、今回紹介するアブローラー(腹筋ローラー)は最強のトレーニングになります。

そのため初心者はしっかり準備をして臨まないと、上のタケシくんのようになってしまいます。

ここでは習熟度に合わせたアブローラー(腹筋ローラー)の正しい使い方を見ていきたいと思います。

1,アブローラー(腹筋ローラー)とは

アブローラー(腹筋ローラー)とはコレです。

他にもいろいろバリエーションがありますが、基本はローラーの芯にラバーグリップ付きの金属製シャフトが通った、実にシンプルな構造になります。

単価も1,000~3,000円と、実にリーズナブルな筋トレ・グッズなので気軽にチャレンジしてみると良いと思います。

これがあればジムに通わなくても、腹筋をビシバシ鍛えることが出来ますので自宅でコツコツ鍛えたい人には最適のグッズです。

なお、両手でグリップを握ってコロコロ転がすだけなのですが、やり方によってはきっつい負荷が容赦なくあなたの腹筋に襲いかかることになります。

2,アブローラーはどこの筋肉に効くの?

アブローラー(腹筋ローラー)で鍛えられる筋肉は以下の部位になります。

腹筋ローラーとは言うものの、効果があるのは実は腹筋だけではないのです。

①腹直筋・・・シックスパックと呼ばれる、腹筋群の真ん中にある筋肉

②腹斜筋・・・腹直筋の脇にある筋肉

③上腕三頭筋・・・二の腕と呼ばれる部位の裏側にある筋肉

④脊柱起立筋・・・背骨まわりの背筋と呼ばれる筋肉

と、アブローラー一個で上半身をまんべんなく鍛えることが出来るのですから驚きです。

しかもこのアブローラー、かなりリーズナブルなお値段で手に入れることが出来ますので実に効率の良い、コストパフォーマンスに優れた筋トレグッズと言えます。

腹筋をバキバキに割ることはもちろん、二の腕、背筋まで鍛えることが出来るのです。

3,習熟度別アブローラー使用法

まず、お断りしておきますが、アブローラーは筋トレ初心者、中でも腹筋を鍛え始めて間がないような初心者がいきなり手を出すことは控えたほうが良いと思います。

冒頭のマンガのように顔面を強打したり、腰を痛める原因にもなりかねません。いきなり高強度の筋肉痛に襲われ、筋トレへのモチベーションを失ってしまう残念な結果になるかも知れません。

腹筋初心者はクランチバイシクルクランチレッグレイズ&ニートゥチェストなどで腹筋を鍛えて、アブローラーのステージへと駒を進めるようにしてください。

では、腹筋トレーニングの習熟度別にアブローラー(腹筋ローラー)の使用方法を見ていきましょう。

(1)ある程度の初級者むけ「膝コロ」

<膝コロの正しいやり方>

①膝をついた状態でアブローラーをセットする。
※ヨガマットなどをクッションにすると膝が痛くならない。

②アブローラーを両手で持ち、ゆっくり前に転がし 限界まで伸ばす

③元の姿勢に戻る

④これを繰り返す

<膝コロの注意すべきポイント>

※アブローラーを前に転がす時、腰は若干丸めた状態でカラダを伸ばすようにします。腰を反り過ぎる状態にすると腰を痛めますので注意が必要です。

※前に伸ばす距離は自分のペースに合わせて調整してください。少しずつ前に伸ばしていければOKです。

※ローラーを前に伸ばした時、腹筋や背中に限界を感じたら、無理をせずそのまま倒れ込みましょう。

※③の元の姿勢に戻す時、腕で戻すのではなく、腹筋を使って戻すことを意識します。具体的に言うと、お腹を折り曲げて戻るようにすると効果があがります。

※元の姿勢に戻る時、腹筋に負荷が残るようにするために、お腹を曲げて前屈みの状態でキープする。

※まずは10回を目指しましょう。

(2)中級者向け「開脚式 立ちコロ」

膝コロに慣れてきたら、次はいよいよ「立ちコロ」へチャレンジしましょう。

究極奥義(笑)とも言われる「立ちコロ」でも比較的強度が軽い「開脚式立ちコロ」を中級者用トレーニングとして紹介します。

実は「立ちコロ」は腹筋トレーニングの中でも最高難度と言われており、ここまで到達するまでには相当のトレーニングが必要です。

<開脚式立ちコロの正しいやり方>

①足を広げて立ち、アブローラーをセットする

②ゆっくり前に転がし、限界まで行き、1秒程度キープ

③腹筋を使って元に戻る

<開脚式立ちコロの注意すべきポイント>

※足を広げる大きさで負荷が調整できますので自分のペースに合わせて設定してください。

※アブローラーを前に転がす時、腰は若干丸めた状態でカラダを伸ばすようにします。腰を反り過ぎる状態にすると腰を痛めますので注意が必要です。

※③の元の姿勢に戻す時、腕で戻すのではなく、腹筋を使って戻すことを意識します。具体的に言うと、お腹を折り曲げて戻るようにすると効果があがります。

※元の姿勢に戻る時、腹筋に負荷が残るようにするために、お腹を曲げて前屈みの状態でキープする。

※まずは10回を目指しましょう。

 

3)上級者向け「立ちコロ」

いよいよ究極奥義(笑)、「立ちコロ」です。

開脚式と違って足を閉じたまま行いますのでカラダに襲いかかる負荷はMAXです。これが10回以上出来れば、間違いなく「腹筋上級者」の称号が与えられるでしょう。

<立ちコロの正しいやり方>

 

①足をくっつけて立ち、アブローラーをセットする

②ゆっくり前に転がし、限界まで行き、1秒程度キープ

③腹筋を使って元に戻る

<立ちコロの注意すべきポイント>

※アブローラーを前に転がす時、腰は若干丸めた状態でカラダを伸ばすようにします。腰を反り過ぎる状態にすると腰を痛めますので注意が必要です。

※③の元の姿勢に戻す時、腕で戻すのではなく、腹筋を使って戻すことを意識します。具体的に言うと、お腹を折り曲げて戻るようにすると効果があがります。

※元の姿勢に戻る時、腹筋に負荷が残るようにするために、お腹を曲げて前屈みの状態でキープする。

※まずは10回を目指しましょう。

4,トレーニング後にはプロテインでタンパク質補給を

腹筋を鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

5,腹筋を鍛えるうえで、優先すべきこと

たるみきったお腹を引き締めたい!というあなた。

腹筋に効くトレーニングを毎日やって腹筋をガンガン鍛えても、なかなか腹筋を割ることはできません。

なぜなら腹筋の上に脂肪が覆いかぶさっているからです。

この脂肪を取り除かない限り、いくら腹筋を鍛えても腹筋を割ることは出来ないのです。

まず取り組むべきはご飯などの炭水化物量を減らし無駄な脂肪を減らす「糖質オフダイエット」です。「糖質オフダイエット」は故意に糖質というエネルギーの供給を制限することで蓄積された脂肪の分解を促しエネルギーに変えることでダイエットに導く方法です。

また、ランニングやジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動にも取り組み、脂肪を燃焼させる必要があります。

これからトレーニングを始めようという人はとりあえずウォーキングから始めましょう。なるべく速く、なるべく長く歩くように心がけましょう。

6,まとめ

・アブローラー(腹筋ローラー)は腹筋トレーニングの最高峰!

 ・ 初級者は「膝コロ」から始めよう!そして徐々にステップアップしよう!

・まずは脂肪を退治しないと腹筋が浮き上がってこない! 

・糖質オフダイエットや有酸素運動を組み合わせること!

・美しい腹筋を造り上げるうえで、一番の敵はなんと言ってもお腹周りの脂肪!

・鍛えたらプロテインの補給も抜かりなく!

「バイシクル・クランチ」の正しいやり方をイラストで解説!筋トレ4コママンガも(笑)

マッスル・ボディを目指し、日々トレーニングに励んでいるトレーニーにとって、憧れるのは6つに割れた腹筋です。

でも、スマホの画面ほどには、そう簡単には割れてくれないのが腹筋ですね(笑)

そんな「憧れの6(シックス)パック」の実現に向けて、腹筋に効く筋トレとして「バイシクル・クランチ」を紹介します。自宅でも出来ますので、日常的に取り組みましょう!

あわせて腹筋の基礎知識も紹介しますのでご一読いただき理解を深めた上で筋トレに取り組むと、より一層効果的です。

1,腹筋を構成する筋肉と主な働き

腹筋は一つのものではなく、層別に4つに分類され、合わせて「腹筋群」と呼ばれます。

一層目の腹直筋(ふくちょくきん)・・・一番表面にあり、6(シックス)パックとなる部位。実は8つに別れています。体幹を屈曲させる時に働きます。

二層目の外腹斜筋(がいふくしゃきん)・・・身体をひねるなど体幹を回旋させる時に働きます。

三層目の内腹斜筋(ないふくしゃきん)・・・外腹斜筋とともに身体をひねるなど体幹を回旋させる時に働きます。

四層目の腹横筋(ふくおうきん)・・・一番奥にあり、腹圧を維持する働きがあります。インナーマッスルとも呼ばれます。

2,バイシクル・クランチで鍛えられる筋肉とは

バイシクル・クランチは上記の「腹直筋」と内・外の「腹斜筋」を鍛えてくれます。

バイシクル・クランチは床に寝た状態から上半身をねじって起こす動作をしますから、腹直筋と腹斜筋に同時に刺激を与えることが出来るのです。

なお、バイシクル・クランチは腹直筋の下部を鍛えますが、腹筋運動として一般的なシット・アップやクランチは腹直筋上部を鍛えるトレーニングです。

腹斜筋はアスリートでも鍛えるのに苦労する部位ですが、バイシクル・クランチを導入すれば腹筋運動にひねりを加えることで、腹直筋とともに内・外の腹斜筋を鍛えることが出来ます。

そのためバイシクル・クランチは非常に効率が良いトレーニングであり、脂肪燃焼効果も高いとされています。

3,腹筋に効く筋トレ「バイシクル・クランチ」のやり方

それでは実践してみましょう。

ジムのような特別な器具も必要としない、自宅でも簡単に「腹直筋」と「外腹斜筋」「内腹斜筋」を鍛えることが出来るトレーニングです。

<バイシクル・クランチの正しいやり方>

  1. 床に仰向けに寝て、両手は頭の後ろで組みます。
  2. 左あしを90度に曲げ、右ひじを左あしのひざがしらに付けるように上半身をねじって起こし、1秒ほど停止時間を設けます。
  3. ゆっくりカラダを戻しながら、今度は逆の動作をします。右足を上げて、左ひじを付けるように上半身をねじって起こし、1秒ほど停止時間を取ったあとゆっくり戻します。
  4. これを繰り返します。

 

<回数とセット数>

  • 左右で1回とカウントし、10回を1セットとして、3セットくらいから始めましょう。インターバルは30秒を目安に。
  •  余裕が出てきたら1セットを20回、30回へと増やしたり、セット数を更に増やしていきましょう。
  • 停止時間を長くすれば負荷もぐっと上がり、効果が激増します。余裕が出来たら挑戦しましょう。

<バイシクル・クランチの注意すべきところ>  

  • 反動を付けない・・・ゆっくりやることが大事です。
  • 呼吸法・・・ひねる時息を吐き、戻す時に息を吸うようにしましょう。
  •  絶対に足をつかない・・・インターバル以外は足を床に付けない。負荷が低下します。

<バイシクル・クランチと組み合わせて最強の腹筋を作るには>

バイシクル・クランチは腹直筋の下部と腹斜筋を鍛えてくれますが、これに「クランチ」を組み合わせると腹直筋上部も鍛えてくれるので、最強の組み合わせと言えます。

  ※     リンク → こちら  腹筋に効く筋トレ その1「クランチ」

4,バイシクル・クランチは毎日やるべき?

腹筋に効くバイシクル・クランチですが、6(シックス)パックを目指すため、毎日やってもいいのでしょうか?

トレーニングにより筋肉は酷使され、微細ながら傷つきます。そこで筋肉はタンパク質を元に、傷ついた筋肉を修復させようとしていますが、修復された筋肉はトレーニング前よりほんの少し太くなろうとします。

これを「超回復」といいます。

※リンク → こちら  「筋トレと筋肉痛、そして超回復」

超回復理論から言うと、腹筋群は24時間が目安とされていますから、毎日やってもOKということになります。

とはいえ、筋肉が修復される時間には個人差もあるでしょうから、筋肉と相談の上(笑)実施するようにしてください。 

5,トレーニング後にはプロテインでタンパク質補給を

腹筋を鍛えた後は筋肉が栄養を欲しています。ゴールデンタイム(トレーニング後の1時間以内)にプロテインでタンパク質を補給しておきましょう。吸収が速いホエイ・プロテインがオススメです。

また、就寝前のプロテイン補給も大切です。ぐっすり眠っている間に疲れ切った筋肉が修復されており、タンパク質の補給は欠かせません。お勧めはカゼイン・プロテイン。ゆっくり吸収されるので、就寝時のタンパク質補給には最適です。

そして起床時のプロテインも有効です。胃の中が空っぽの状態ですからタンパク質を欲している筋肉に、素早く的確に届きます。

6,腹筋を鍛えるうえで、優先すべきこと

たるみきったお腹を引き締めたい!というあなた。

「バイシクル・クランチ」や「クランチ」を毎日やって腹筋をガンガン鍛えても、なかなか腹筋を割ることはできません。

なぜなら腹筋の上に脂肪が覆いかぶさっているからです。

この脂肪を取り除かない限り、いくら腹筋を鍛えても腹筋を割ることは出来ないのです。

まず取り組むべきはご飯などの炭水化物量を減らし無駄な体脂肪を減らす「糖質オフダイエット」です。「糖質オフダイエット」は故意に糖質というエネルギーの供給を制限することで、蓄積された体脂肪の分解を促しエネルギーに変えることでダイエットに導く方法です。

また、ランニングやジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動にも取り組み、脂肪を燃焼させる必要があります。

これからトレーニングを始めようという人はとりあえずウォーキングから始めましょう。なるべく速く、なるべく長く歩くように心がけましょう。

7,まとめ

  • バイシクル・クランチは腹筋を鍛えるには最適の筋トレだと言える!
  • 普通のクランチと組み合わせれば腹筋群の殆どを鍛えることになり、6(シックス)パックも夢ではない。着実に積み上げていこう!
  • 美しい腹筋を造り上げるうえで、一番の敵はなんと言ってもお腹周りの体脂肪!
  • まずはこの体脂肪を退治しないと腹筋が浮き上がってこない!
  • 糖質オフダイエットや有酸素運動を組み合わせるべき!
  • 鍛えたらプロテインの補給も抜かりなく!

プロテインは筋肉のミナモト!筋トレとプロテインで筋力アップ!

肉体は20歳を超えると衰退へと向かう

筋肉の衰退を止め、成長させるには筋トレが一番!

筋肉を成長させるには、筋タンパク質の分解を上回る合成が必要!

筋タンパク質の合成には、元となるアミノ酸が必要!

アミノ酸の元はタンパク質である!

タンパク質の補給は、食事での摂取には限界がある!

プロテインなら、手軽に効率的に、しかも的確にタンパク質が補給できる!

筋トレとプロテインを組み合わせると最強!

・・・と、いうことが理解していただけたと思います。でもプロテインと一口で言ってもいろいろな種類がありますし、もちろん効用も違います。

そして効果的な摂取方法などプロテインにまつわる疑問を紐解いてみましょう。

1、 プロテインにまつわる誤解

まず最初に誤解をといておきたいと思います。

プロテインと聞くと、筋肉増強剤などと混同されるかたも稀にいらっしゃるようですが、それは完全な誤解です。

また、マッチョなボディビルダーだけが飲むもので、一般の人は手を出してはいけない「禁断のもの」というイメージもあるようです。

それも完全な勘違いです。

プロテインとは、「良質なタンパク質が凝縮されたパウダー」ということが出来ます。

「タンパク質」は「炭水化物」「脂質」と並ぶ「3大栄養素」の一角を担っている、大事な大事な栄養素なのです。

私たちのカラダは筋肉や血液、内蔵、皮膚や髪の毛、爪に至るまでタンパク質によって構成されています。

タンパク質が不足すると免疫力が弱まり、疲労回復が遅れ、貧血になるなど体調を崩しやすくなります。

健康維持のために必要なもの、それがタンパク質です。

私たちが一日に必要とするタンパク質量は                 運動をしていない普通の成人が「体重1kgにつき1g」、        ウォーキングやフィットネスをしている人は「体重1kgにつき1.5g」、 アスリートや筋肉を増強したい人は「体重1kgにつき2g」と言われています。

ところが一般的に食事で摂取されるタンパク質はその必要量を満たしていません。

必要なタンパク質を食事だけで摂ろうとすると脂肪なども過剰に摂ってしまい、体脂肪の蓄積につながってしまう恐れもあります。

また、後述するように、筋肉の増強を考えている人はタンパク質を摂取するタイミングを考慮しなければなりません。

しかし、そのベストタイミングにタンパク質に特化した食事ができるか?脂肪等の余計なものも摂取してしまい、太ってしまうのでは?ということを考えると、食事だけでタンパク質を十分に賄うことは非常に難しいと言わざるを得ません。

そこで、「良質なタンパク質が凝縮されたパウダー」であるプロテインを摂ることが有効といえるのです。

プロテインなら場所も時間も選ばず、手軽に、しかも的確にタンパク質の補給ができるのです。

2,  プロテインの種類

プロテインには大きく分けて3種類の製品があります。

動物性たんぱく質である牛乳から造られる

①ホエイプロテイン

②カゼインプロテイン 

植物性タンパク質である大豆から造られる

③ソイプロテイン 

となります。それぞれに特徴がありますので次で見ていきたいと思います。

3,それぞれの効用と特徴

①  ホエイプロテイン

<原料>

牛乳から乳脂肪分やカゼインを取り除いた乳清(ホエイ)というタンパク質が原料。

ホエイプロテインは、製法の違いによってさらに4種類のプロテインに分類される。

・WPC製法(ホエイプロテインコンセントレート)
・WPI製法(ホエイプロテインアイソレート)
・CFM製法(クロスフローマイクロフィルトレーション)
・WPH製法(ホエイペプチド)

<特徴>

・吸収速度が速いため、トレーニング直後のタンパク質補給に適している。

・ 動物性タンパク質なので吸収率も高く、アミノ酸が豊富で筋肉の疲労回復に 役立つ。

・激しいトレーニングを積んでいるアスリートや筋力アップを目指している人に向いている。

・水に溶けやすいので素早く溶かして補給できる。

・ 乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)(注:1)の人は下痢や腹痛になる可能性がある。その場合、WPI製法の製品を選べばOK。

      (注:1)乳糖不耐症とは・・・                                         牛乳に含まれる乳糖を消化吸収できない体質のこと。乳糖とは牛乳や乳製品に含まれる糖分で、乳糖が体内に入ると消化吸収できずに下痢や腹痛などの症状が出る場合がある。食物アレルギーの一つである「牛乳アレルギー」とは別である。

②カゼインプロテイン

<原料>

牛乳に含まれるカゼインというタンパク質が原料。チーズやヨーグルトを固める乳固形成分のひとつ。

<特徴>

・吸収速度が遅いことが最大の特徴。

・ 乳固形成分でもあるため水に溶けにくい。

・ 就寝前に摂取することで、ゆっくりと持続的に吸収させることができる。

・消化吸収されにくいので満腹感が持続される。

・就寝中もタンパク質をしっかり補給したい人や長時間タンパク質を吸収させて筋力をアップしたい人に最適。

・吸収の早いホエイプロテインと組み合わせ、時間差吸収させることで効果が長持ち。

③ソイプロテイン

<原料>

大豆から作られる植物性のタンパク質。

<特徴>

・ 摂取してから吸収されるまで5~6時間程度と時間がかかる。

・吸収速度が遅く腹持ちが良いのでダイエットに最適。

・ 大豆に含まれるイソフラボンにより美肌効果や抗酸化作用、骨を丈夫にする効果も。

・ 水に溶けにくい。

・商品によっては大豆独特の風味に抵抗感がある場合がある。

・ダイエット中の人や、女性、健康面を重視している人向き。

4,プロテインの効果的な摂取タイミング

プロテインはトレーニング後、水や牛乳にササッと溶かして、タンパク質を手軽に補給できるところに大きなメリットがあります。

でも、なんの考えもなく飲んでいれば良い、というものでもないのです。効果的なタイミングを掴みましょう。

①トレーニング直後のゴールデンタイム

筋肉はトレーニングをすることで刺激を受け、筋繊維に小さな微細損傷を受けます。トレーニング直後の筋肉は目には見えないけど「傷ついている状態」と言えます。

その後、筋肉の「損傷」した部分は「修復」されますが、その時に炎症を起こすことで痛みを引き起こします。これが「筋肉痛」です。

筋肉痛になると、カラダは「筋肉をもっと強くしなければならない」と判断し、傷ついた筋組織を更に大きくしようとします。損傷を受けた部位を元の状態に戻すだけでなく、より大きく太くさせるこの現象を「超回復」といいます。

そして、この筋肉が回復する時に必要なのがタンパク質なのです。

トレーニングにより「損傷」を受けた筋肉は「回復」するためにタンパク質を欲しがっており、栄養の吸収がとっても良い状態にあります。

栄養を吸収する速度は通常の3倍にもなり、筋肉にタンパク質を補給するならこの時がベストタイミングと言っていいでしょう。

このトレーニング直後の1時間以内を「ゴールデンタイム」と言います。

このゴールデンタイムに吸収の早いホエイプロテインを飲むことで、効果的にタンパク質を送り込むことができるのです。

とはいえ、筋肉合成は緩やかに低下していきますが24時間は続くと見られており、ゴールデンタイム以降もプロテインを補給することは無駄ではありません。

②夜、寝る前

普通に考えると、寝ている間は栄養の補給ができません。筋肉増強を目指している人にとって就寝中はロスタイムとなります。

そこで寝る前にプロテインを飲むことで就寝中のタンパク質を補給することが出来ます。

この場合、吸収速度が緩やかなカゼインプロテインを飲めば、胃の負担も抑え、タンパク質がゆっくり確実に補給できるので理想的だといえます。

③もう一つのベストタイミング、朝

朝、目覚めたばかりの状態は胃の中は空っぽで、カラダが栄養分を欲している状態です。

そんなタイミングでタンパク質を補給すればカラダはきっと喜んでくれるはず!

5,まとめ

 

★ アスリートや筋力アップを目指している人は体重1kgあたり2gのタンパク質が必要

★食事のみで必要なタンパク質量を摂るのは非常に困難

★プロテインなら場所も時間も選ばず、手軽に、しかも的確にタンパク質の補給ができる

★トレーニング直後のタンパク質補給は吸収の速いホエイプロテインが効果的

★就寝中に補給をするなら、ゆっくり吸収するカゼインプロテインがオススメ

★ダイエット中の人や美容に敏感な女性にはソイプロテインがオススメ

★プロテインの効果的な補給タイミングは

   ①トレーニング直後のゴールデンタイム

   ② 就寝前

   ③ 起床後

筋トレとプロテインは最強の組み合わせです。

筋トレをするなら、プロテインもあわせて摂取し、努力を成果に変え、効果を実感しましょう。

筋トレ+プロテイン ⇒ 筋肉増強 ⇒ 成果が出てやる気向上 ⇒ さらなる筋トレ+プロテイン ⇒ さらなる筋肉増強 ⇒ さらなる自信・・・・

という、スパイラルアップも決して夢ではありません。